飯塚大河(平成27年卒) キリン株式会社

iizuka

「相撲部から得た3つの宝」

私は塾相撲部に4年間、お世話になりました。この4年の間に私は「3つの宝」を学びました。

 1つ目は、「感謝の気持ち」です。指導してくださる先生方、応援してくださる皆様、育ててくれた両親、等々全ての要素が成り立って初めて我々は部活動に打ち込むことができます。特に最終学年の時は部活動運営もさせていただいておりましたので、裏でたくさんの方が動いてくださっていることを自分の目で見ることが多々ありました。また私の引退試合には、体育会の仲間が何十人も国技館まで応援に駆け付けてくれました。普段当たり前のように稽古をし、試合に出る中で、このようなことを思い出し感謝する姿勢が何より大事だと、私は強く感じました。それが部活動のいいところであり、「礼に始まり礼に終わる」相撲の基本であると考えます。

 2つ目は、「考えて行動すること」です。弊部には素人出身の選手が多数います。また高校時代高い実績を誇る選手は1人もいません。その中でAクラスの強豪校を倒すためには、ただ稽古をしたのではとても勝てません。ポテンシャルの高いチームを倒すには、差別化を図らなければなりません。その1つが、考えて行動することです。常に長期、中期、短期の目標を掲げ、そのために必要なことを各自が考え、稽古に活かすことが重要です。そうすることで1つ1つの稽古に意味を持たせることができ、高い質の練習ができます。私は大学3年までそれを実行することができませんでしたが、最終学年の時ようやく実行し、ようやく格上のチームを倒すことができました。

 3つ目は、「謙遜と慎みの心」です。人よりも秀でるものがあるからと言って横柄になってしまってはそれ以上の成長はありません。人間的魅力もありません。相撲という武道を通じ、それを学び社会で活躍されている先輩方が弊部にはたくさんいらっしゃいます。そのような方々を見て、私はこれを学びました。

 これらのことは、頭でわかっていてもなかなか実行することはできません。1つ大きな勇気と覚悟を持ち、実行することで人としての徳が積まれ、最終的には結果に表れることと思います。この「実学」を学ぶことのできる相撲部は、素晴らしい環境が整っていると感じています。

kishii相撲、そして政治・経済の混迷
岸井成格(昭和42年卒)毎日新聞社 主筆

hayashi近隣の子供たちを集め、毎週日曜日に相撲クラブを開催しています。
林健太郎(昭和61年卒)慶応義塾相撲部コーチ

noda「相撲てなんだ」
野田謙一(昭和37年卒) 碌々産業株式会社 代表取締役

tono60キロにも満たない体重だが体重別選手権で実績を残すという明確な目標
遠野哲史(平成22年卒)JRA日本中央競馬会 東日本体重別選手権準優勝

tono塾相撲部時代に年の離れた先輩と話し合いを重ねてきた経験が現在でも活かされている
遠野哲史(平成22年卒)JRA日本中央競馬会 東日本体重別選手権準優勝

muraji「相撲パンツ」というものがあります
連哲朗(昭和54年卒)株式会社ミクニ

nomurainji国技である相撲を語れる人に育ってほしい
野村殷司(昭和37年卒)三田相撲会前会長 元明治安田生命

iizuka「相撲部から得た3つの宝」
飯塚大河(平成27年卒) キリン株式会社慶應義塾體育會相撲部  平成26年度主将

mishima自分のモノにしてもらいたいこと
三嶋明(昭和44年卒)元パナソニック

murai塾相撲部から初の全国体重別115kgs未満級ベスト8
村井諒(平成21年卒)TBSテレビ

shinagawa相撲部で養った精神力で最高気温50度近くの過酷な気候でも耐える事ができる
品川豊(昭和57年卒)丸紅支店長 サウジアラビア・リヤド駐在

nara相撲は最も実戦的で強い競技、鍛えた体は筋肉の塊で柔軟性に富む
奈良文彦(昭和57年)慶應義塾相撲部特別強化担当コーチ

hayashi常に頭で考えて体力と知力との融合で相撲をとってほしい
林健太郎(昭和61年卒)慶応義塾相撲部コーチ

kubo日本テレビ「世界一受けたい授業」 に出演
久保明(昭和54年卒)東海大学医学部教授 慶応義塾相撲部チームドクター 

katsuki心・技・体を高めるための努力や先輩・後輩との交流は貴重な財産
香月則一(昭和47年卒)三田相撲会総務委員長 元損保ジャパン

nagashima授業と練習が重なる場合は授業優先
長島大典(理工学研究科)慶応義塾大学理工学部(平成25年卒)

nara練習時間は他競技と比べて短い
奈良文彦(昭和57年)慶應義塾相撲部特別強化担当コーチ

matsuda心技体の向上を支援します
松田剛(平成11年卒)慶應義塾相撲部監督

慶応義塾綱町グランドのバックネット横から相撲部の練習を見ることができます
Copyright © Keio Taiikukai Sumo-Bu All Rights Reserved.